2010年 11月 01日
ときどきビストロ |
ヴェネツィア的生活を標榜する我が家の食卓のイタリア率は70〜80%というところ。つまり週のうち5日はイタリア料理、残りの2日は和食や中華、エスニックだったりします。(なので外食率は非常に低い)ただ現在は軽いダイエット中なので、和食率はゼロ。一見和食の方がダイエット向きと思えますが、我が家の場合逆なんです。白いごはんは大好きなだけに、ついおかわりしたくなり、セーブするのが難しい。おまけに塩分も多くなりがちで、結果体に水分をためこむことに。そこへいくとパスタは食べる分だけきっちりグラム数を量れば、食べ過ぎということもなくコントロールしやすいのです。というわけで通常はイタリア料理がベースなんですが、たまにはパリのビストロ風ごはんもいいなという気分の時もあります。本日はまさにその気分。といっても最もパリ的な日常ごはんといったら、それはブフ・ステック、ビーフステーキのことであり、つまりは簡単手抜き料理ということです。ただし、野菜をたっぷりつけあわせにしてバランスをとることも忘れずに。
*本日のオードヴルはマグロのタルタル。食べる分だけお皿に取り分けて。
*アントレはブフ・ステック、ブルーチーズソース、ブラウンマッシュルーム添え。つけあわせはインゲンとじゃがいも。
一応ダイエットモードですから肉は赤身のところを選び、1枚をふたりで分けることにします。ここで肉叩きBatticarneが登場。肉は何でもよく叩いてのばすのが基本。イタリアだと買った時に肉屋さんが叩いてくれます。肉を叩くと、食感が柔らかくなって味がよくなるし、まずは量が増えたように感じてお得。肉は赤身の焼きっぱなしが一番シンプルだし、ローカロリーに違いないのですが、味的には単調。味に変化をつけ満足感アップを優先し、カロリーにはちょっと目をつぶってブルーチーズ(常備品のゴルゴンゾーラで)を溶かしたソースにします。つけあわせは茹でたいんげんと(肉と一緒に焼いた)ブラウンマッシュルーム、それからブフ・ステックにつきもののじゃがいも。これだけは下茹でしたじゃがいもをローズマリーと一緒にかりかりに焼いたイタリア風で。
*肉はBatticarneで叩き、塩胡椒、ニンニクで下味をつけておきます。
*肉とじゃがいもは並行して焼きます。
肝心なのは料理を前菜から順番に食べていくこと。当たり前のようですが、この時間軸に沿って順々に食べていくことで、早食いすることなくゆったりしたリズムが保たれ、少しの量でも満足感があるのです。ひいては、ダイエットにもつながろうというもの。本日の前菜はこれも我が家で登場頻度の高い、切り落としの赤身マグロのタルタルを少しずつ。ワインは前夜の飲み残しのRose d'Anjouで。こぶりのプチパンも1つを半分ずつ。前菜を食べ終わったら、いったん片付けてから肉とじゃがいもを並行して焼き、どちらも熱々で食卓へ。肉のときはワインを赤に代えて1杯ずつ。さて、こうしてみるとどこがダイエットなの?と思われるかもしれませんが、全体量は決して多くありません。同じようなものを実際にビストロで食べた場合の半分、いや3分の1くらいなのでは。こんな風に食べたいものを食べたい(少ない)量だけ調節できるのが、おうちごはんのいいところ。めでたくビストロ気分も満たされたし、何より経済的です。これでますます外食率は下がる一方かも。
*本日のオードヴルはマグロのタルタル。食べる分だけお皿に取り分けて。
*アントレはブフ・ステック、ブルーチーズソース、ブラウンマッシュルーム添え。つけあわせはインゲンとじゃがいも。
一応ダイエットモードですから肉は赤身のところを選び、1枚をふたりで分けることにします。ここで肉叩きBatticarneが登場。肉は何でもよく叩いてのばすのが基本。イタリアだと買った時に肉屋さんが叩いてくれます。肉を叩くと、食感が柔らかくなって味がよくなるし、まずは量が増えたように感じてお得。肉は赤身の焼きっぱなしが一番シンプルだし、ローカロリーに違いないのですが、味的には単調。味に変化をつけ満足感アップを優先し、カロリーにはちょっと目をつぶってブルーチーズ(常備品のゴルゴンゾーラで)を溶かしたソースにします。つけあわせは茹でたいんげんと(肉と一緒に焼いた)ブラウンマッシュルーム、それからブフ・ステックにつきもののじゃがいも。これだけは下茹でしたじゃがいもをローズマリーと一緒にかりかりに焼いたイタリア風で。
*肉はBatticarneで叩き、塩胡椒、ニンニクで下味をつけておきます。
*肉とじゃがいもは並行して焼きます。
肝心なのは料理を前菜から順番に食べていくこと。当たり前のようですが、この時間軸に沿って順々に食べていくことで、早食いすることなくゆったりしたリズムが保たれ、少しの量でも満足感があるのです。ひいては、ダイエットにもつながろうというもの。本日の前菜はこれも我が家で登場頻度の高い、切り落としの赤身マグロのタルタルを少しずつ。ワインは前夜の飲み残しのRose d'Anjouで。こぶりのプチパンも1つを半分ずつ。前菜を食べ終わったら、いったん片付けてから肉とじゃがいもを並行して焼き、どちらも熱々で食卓へ。肉のときはワインを赤に代えて1杯ずつ。さて、こうしてみるとどこがダイエットなの?と思われるかもしれませんが、全体量は決して多くありません。同じようなものを実際にビストロで食べた場合の半分、いや3分の1くらいなのでは。こんな風に食べたいものを食べたい(少ない)量だけ調節できるのが、おうちごはんのいいところ。めでたくビストロ気分も満たされたし、何より経済的です。これでますます外食率は下がる一方かも。
by tencovenexiana
| 2010-11-01 15:11
| 料理/cucina