2011年 11月 25日
フランス定食 |
ちょうど去年の今頃のブログにも、ときどきパリのビストロ風ごはんもいいなといって、ブフ・ステック、すなわちビーフステーキを紹介してました。どうやらボージョレ・ヌボーの出回るこの時期、私の頭はパリのビストロ気分になるみたいですね。実際はガメイ種のワインがあまり得意でないこともあって、ふだんボージョレを飲むことは少ないのですが、もし今の季節にパリにいたならば、ビストロのランチかカウンターで立ち飲みかで、ボージョレの新酒を味わうでしょうね。そしてビストロといえばステック・フリット、ステーキにじゃがいもで決まり。おそらく多くのフランス人にとってこの組み合せは、和食でいえば「焼き魚定食」みたいな定番中の定番。家庭でも外食でも頻度の高いメニューです。そしてこの時に飲むワインは味噌汁みたいなものかもしれません。赤身の牛肉にじゃがいも、それにたっぷりのサラダをつけあわせれば、栄養的にもバランスのいい食事です。
※肉は肉たたきでしっかり叩きます。粗く潰した黒胡椒とニンニクの下味。
ステーキ用の肉は日頃のチェックを怠らず、特売日に買って冷凍保存しておいたもの。じゃがいもはフレンチフライが正統派ですが、我が家ではやはりイタリア風のローズマリー風味にします。ステーキは、リッドのついたグリルパンで焼き目をつけてミディアムレアに。たっぷりのマスタードとチコリやルコラの山盛りのサラダも忘れずに。
by tencovenexiana
| 2011-11-25 00:11
| 料理/cucina