2010年 11月 21日
COUSCOUSな日は |
*赤、緑、黄とカラフルなクスクスは緑黄色野菜たっぷりのビタミンメニュー。
定期的にクスクスを食べる日がやってきます。ひとつはまあただクスクスを食べたい気分という当たり前の理由、もうひとつはちょっと忙しい時です。つくり置きできるという点でカレーにしようか迷うところですが、材料さえ整っていればごはんを炊かないクスクスの方が手間いらずでスピーディー、しかもぐっとローカロリーです。栄養的にもズッキーニ、茄子、タマネギ、パプリカ、ニンジンなど野菜がたっぷり摂れるところもクスクスのほうがやや優勢かも。旅支度をしながらでも、野菜を切ってトマトとスパイスで煮込むだけなので簡単、クスクスは同量の熱湯をかけて3分位蒸らしてから、フライパンでバターとオイルでさらさらと炒めます。クスクスにかけるシチューは羊肉が基本ですが、カレーと同じように鶏肉入りや野菜だけのバージョンもよく作ります。つけ合わせもトマトやモロッコいんげんのアラブ風や、キュウリとトマトのヨーグルトサラダなど実にヘルシー!コリアンダーをたっぷり使うのでデトックス効果も。おもてなしには、アラブ風揚げワンタンともいうべきパスティアを前菜にしたり、ラムやケバブやスパイシーなソーセージ(ほんとはメレゲス)のミックスグリルをメインにすると、ぐっと本格的なご馳走になります。クスクスのときはいつもちょっと多めに作ってしまうのですが、シチューのほうは卵を落としたココットにして翌日のお昼になるし、余ったクスクスもサラダに混ぜ込んだり、トマトファルシの中身にしたりと、いろいろリサイクルできる無駄のない料理です。今回はこれですっかり旅行前の冷蔵庫の野菜室の整理が出来ました。クスクスの後はやっぱりミントティーでしめくくってすっきりと。
*野菜をトマトで煮込んだシチューとクスクス。最近はいろいろな種類のクスクスが手に入るようになり、ちょっと目の細かいものがお気に入りです。
*トマトとモロッコいんげんのサラダは干しぶどうを使って甘酸っぱい味に。
*アラブの唐辛子ペースト。アリッサを混ぜながらカレーのように食べます。
by tencovenexiana
| 2010-11-21 23:11
| 料理/cucina