2010年 12月 07日
山の一日 |
[12/05]本日は晴天なり。遠くの雪山がまるでリコッタチーズのように真っ白に輝いて切り立っている。朝、クラウディオの家の犬Dinoを連れて近所を散歩。きりりと冷たい空気が気持ちいい。今日は本当はオーストリア(車で2時間くらい)に行く予定だったけれど、ジェンニが風邪気味なので止めにし、近くのGemonaの町の古道具市に行くことにした。Gemonaとその一帯は1950年代に大地震に見舞われ、壊滅状態になった土地。今もところどころに修復の跡が見られる。古道具市はこじんまりしていて、イサオ君は古いアルミのポット、私は一輪挿しになりそうなガラス瓶をそれぞれ二束三文で買う。その後、近くの町MategnaのFesta di maiale(豚祭り?)に寄る。町のあちこちにテント小屋があり、豚肉の丸焼きや骨付きグリル、サルシッチャにポレンタなどを食べることができる。私たちが入ったのは、オーストリアに近い土地柄ならではのオーストリア料理とビールのテント。ウィンナーシュニッツルはもちろん、ザッハトルテやアップルシュトゥルーデルなどお菓子、おまけにハンガリーのスープ、グーラーシュまである。ここで鹿や豚の薫製やサラミを試食しながら、旨いビールを飲み、お土産に薫製肉とプレッツェルを買う。帰り道に焼き栗も買い、またしても食べてばかり。家に戻ってカルチョフィのパスタで遅めの昼食(息子のジョエルが素晴らしいデザート、梨のコンポートを作ってくれた。Bravo!!)、夕刻にはウーディネのアントネッラの家に移動する。彼女は中国出張から帰って来たばかりで、私たち以上に時差ぼけ。疲れているからと、夕食は簡単に近所のピッツェリアで済ませることにしたけれど、アントのデザイナー仲間数人と合流、結局夜遅くまで話し込む。
*お別れにクラウディオとジョエルの親子でブルースを演奏してくれた。
*お別れにクラウディオとジョエルの親子でブルースを演奏してくれた。
by tencovenexiana
| 2010-12-07 18:12
| venezia2010