2011年 01月 07日
仕事始めに |
さあ、今日から仕事始め。我が家は夫婦ふたりとも家で仕事をするデュアルSOHOなので、仕事とプライベートのメリハリをつけることが大事です。まずはお正月休みから普段の生活モードに切り替えるべく、ざっと掃除することから始めます。掃除機をかけ、宴会続きで出しっぱなしだった大きめの保存容器や大皿などを所定の位置にしまい、花やデコレーションもシンプルに片づけてクリーンアップ。続いて次は年末以来食べ疲れ、おまけにゆるんだ私たち自身の胃や体もシェイプアップしなければなりません。が、一方では去年から持ち越したズッキーニやニンジン、セロリ、じゃがいもなどの野菜がまだ段ボール箱に残っています(新聞紙できちんと包み、冷たい北側のベランダに置いておくとかなり保存がききます)。そこで今日からしばらくの間野菜スープ、Zuppa di verduraを食べることにしました。目的はダイエットですから、数日間は食事といったらこのスープという決まりにします。年末に作ったものの食べることなく冷凍してあった豆のスープがあるので、これをベースにして。ファッジョーリ(いんげん豆)のスープは薄茶色をしているので、スープの色あいはあまりよくありません。でもこの際食欲をそそるような見た目は逆効果なので、かえって都合がいいかもと、気にせず大きな鍋にどんどん野菜を刻んで放り込みます。味つけは塩、胡椒、オリーブオイルといたってシンプル。さて、1時間ほどぐつぐつ煮込んで蓋を開けてみたらば、いかにも素朴な田舎風の仕上がりは意に反してなんだかおいしそうではありませんか。ブリューゲルの絵の中で農民たちが食べているスープみたい。ある意味最もヨーロッパ的な食べ物といえそう。そこでさらに16世紀農民風を再現してみようと、かちかちに乾いたパン(こんなものが残っているとはね!)をスープに浸して食べてみることに。果たしてパンを浮かべた農民スープは、疲れた胃にやさしく染み入るようなおいしさ。でもでも大丈夫、絶対ローカロリーなんだからね、といいあいながらおかわりしたのでした。
*やっぱりサラミくらいは食べたいよね、といじましくひとり1枚ずつの配給です。飲み残しのワインも1杯ずつ。
*ウチで一番大きい鍋でぐつぐつ。
*やっぱりサラミくらいは食べたいよね、といじましくひとり1枚ずつの配給です。飲み残しのワインも1杯ずつ。
*ウチで一番大きい鍋でぐつぐつ。
by tencovenexiana
| 2011-01-07 00:01
| cucina