2011年 04月 30日
COUSCOUS LOVE |
ベランダの鉢植えのミントの緑がぐっと濃くなってきました。この時期のミントは香りも爽やか葉も柔らかく、一番の食べごろです。先日はタイ料理に使いましたが、今日はクスクスでミントを摂取することに。クスクスはパスタと同じデュラムセモリナ小麦を細かい粒にしたもの。本来は蒸して調理するのですが、スーパーで手軽に熱湯をかけて作るタイプのものが手に入り、我が家の常備品です。何故ならばこのクスクス、カレーと同じように、突如として食べたくなるからです。クスクスはトマトベースの煮込みをかけて食べるのが一般的な食べ方。(ほかには、トマトにつめてファルシにしたり、タブレというサラダにしたり)煮込みにはふつう羊肉や鶏肉などを入れますが、ズッキーニやパプリカ、ニンジン、オクラなどの野菜のみでも充分おいしい。材料は限りなくラタトゥイユに似ていますが、唐辛子にクミン、コリアンダーなどを加えてピリッとスパイシーに仕上げます。
今回は羊肉の買い置きがなかったので野菜のみにし、牛ひき肉を使った「なんちゃってシシカバブ」と一緒に食べることにしました。これもひき肉にスパイスを加えて焼くだけですから超簡単。後はヨーグルトで和えたアボカド、そして本来の目的でもあるたっぷりのミントです。急に初夏のような陽気になった日のメニューとして、まさにぴったり、冷えた白ワインがよく合います。実はクスクスの準備はごはんも炊かなくていいし(クスクスを熱湯でふやかし、バターでさらさらに炒るだけ)煮込みの時間もかからないし、カレーよりもスピードメニューです。なので、けっこう忙しいときでも思い立ったら今日はクスクス!となるわけ。おまけにカレーよりはずっとカロリーも低くてヘルシーです。シメはやはりフレッシュなミントを贅沢に使ってミントティーで。
by tencovenexiana
| 2011-04-30 02:04
| cucina