2011年 07月 01日
ENERGIA VERDE |
時間は駆け足で過ぎてゆき、早くも7月。6月にボランティアに行ってから、ボランティアのコミュニティを立ち上げたり、自分自身も常に走っていて、ますますその速度が加速していくようです。今月からいよいよ電気使用量15%削減が発令され、サマータイム導入、休日分散、自宅勤務などなど、又もや初めて経験することばかりです。紫陽花の季節はもう終盤にさしかかり、ベランダはますます緑のパワーに満ちてきました。ベランダの植物の水やりついでに、床のタイルに朝夕の打ち水するのは、以前からの習慣。そして緑のカーテンとまではいかなくても、瑞々しい葉っぱが茂っているだけで、そこを吹き抜ける風の温度が違います。幸いなことに我が家はとても風通しがいいので、昨年同様エアコンをつけずに過ごしています。どうしてもという場合は扇風機。それも(昭和30年代に流行っていたミントグリーンの)超レトロな代物です。風量調節が2段階しかないので、間に変圧器を入れてマイルドな風を作り出しています。
ブルーのシャツが好き。今年は巷でも流行っているようで、麻製のをまた1枚追加してしまいました。ごく薄いベビーブルーです。何枚あるのか数えてみたら、新旧取り混ぜて6枚でした。それから、これも以前から好きな色ですが、(レディ・ガガというわけじゃないけれど)今年は断然緑色に惹かれます。それもアニスのような黄緑から、モスグリーン、深いダークグリーンまでいろいろと。先日、いつも行くバッグ製造メーカーのセールで純正真緑色のバッグを見つけて即買い。(昨年買ったのは同モデルのシルバーでした)水筒や扇子は夏の間必携の持ち物ですが、今年はそれに匂い袋が加わりました。「香司」という、香水でいうところの調香師のようなスキルを持つ友人のYから貰ったものです。もちろん中身は彼女作のオリジナル。美しいタイシルクの方を、ふだん使うバッグの中に忍ばせています。香水とは違った粉っぽい乾いた香りが涼しさを感じさせます。石黒香舗の匂い袋も別の友人からの京都土産。こちらはアクセサリーや時計など小物入れの抽き出しに入れてあります。ベクレルやシーベルトばかりを気にしていると、どこか心がかさかさと渇いてくるような気がしてきます。そういう時こそちょっと立ち止まり、自分の生活を少し客観的に眺めてみましょう。ちゃんと掃除はできているかな、いい加減な食事でごまかしてないかな、暑いからといってだらしない格好じゃないかな。こまごまとした生活の手触りを楽しむことも心のケアには大切です。
by tencovenexiana
| 2011-07-01 01:07
| 家と緑/casa