2011年 10月 11日
いつものごはん「80%イタリアン」 |
仕事の他にボラ活動のほうも忙しくなってきた。イサオ君も毎年恒例のアニュアルの仕事の時期になり、ふたりとも集中的にばたばたの状態になりつつあります。どんなに忙しくても食事の時間はきっちり確保するのが、我が家の掟。とはいうものの、余裕のない時はスピーディーかつシンプルになります。そんななかからいくつかご紹介です。
秋口に貰って以来、ずっと飾り物になっていた友人作のかぼちゃをスープにしました。少し肌寒いような日々が続くと、スープがおいしい季節になります。マンマ風カボチャのスープはいたって簡単、クリームもバターもブイヨンも使いません。かぼちゃのピュレにオリーブオイルをたらしたというくらいのシンプルさですが、野菜の甘味が存分に感じられます。ロメインレタスとマッシュルームのサラダは、ヨーグルトの酸味をきかせたドレッシングとチーズで、ちょっとシーザーズサラダのようにアレンジ。盛りつけ次第で、いつものサラダも立派なご馳走風の前菜になります。ラムチョップは肉タタキ(Batticarne)でよくのばし、クミンとカレー粉でちょっぴりスパイシーにしました。久しぶりのフォルマッジオ(モンタジオ)がおいしい。
我が家の食卓は約8割方がイタリアンですが、パスタは食べたり食べなかったり。イタリアではパスタやスープにあたるプリモ(第一の皿)のことを、お腹にたまる食べ物という感じでミネストラともいいます。たとえばヴェネツィアのマンマなどは食事の前に「今日のミネストラは何がいい?」と聞いてきます。今は亡きパパ・ヴィットリオの答えはいつも決まって「センプレ(いつだって)スパゲッティ!」でした。
私も一番好きなのはスパゲッティ、しかもトマトソースで。トマトソースは缶詰ではなく生のトマトで作りますが、完熟トマトが手に入りにくい時の定番は、プチトマトを使ったソースです。実はイタリアではむしろこちらのプチトマト(イタリアではさくらんぼという名前、チリエージャと呼ばれています)のほうが季節限定で稀少なものなので、ちょっとした贅沢品とされています。トマトソースのスパゲッティはパパならずともいつだっておいしい。毎日食べても飽きることのない幸せな味です。
こちらは我が家で登場するのは非常に珍しい「カルボナーラ」。もちろん嫌いというわけでもないのですが、献立として組み込むのが難しいからかもしれません。なので、ランチとして単品で食べることが多い。イサオ君作のパンチェッタ、それにプロシュットの切れ端を使いました。ちなみにイタリアのカルボナーラは(絶対に)クリームを使いません。卵とパルミジャーノ、そして胡椒をたっぷり、です。
実は最もスピードメニューなのが、ビーフステーキ。今日はゆっくり料理できないな、と思ったら、例によって特売日にゲットしておいたステーキ用の肉を冷凍庫から出しておきます。さっぱりした赤身肉にはゴルゴンゾーラのソースで。つけあわせは茹でたほうれん草。その他サラダバーみたいに野菜をいっぱい。前菜はいつものマッシュルームの薄切りサラダでした。このメニュー、イタリアンというよりはフレンチビストロ風ですか。
さて、数少ない和食の回。この日は材料探しにつきあってもらったスタイリストの友人Kさんも一緒に。帰りがけにデパ地下に寄って速攻で買い物をし、その他買い置きの野菜たちを組み合わせてできましたものは、れんこんのピリ辛炒め、砂肝と椎茸の山椒風味、鶏の親子煮風、柴崎納豆。それからつまみとしては谷中生姜にエシャロットなど、味噌をつけて。イサオ君の好物の茹でた落花生も。たまにはこういう居酒屋風の献立もいいですね。ビール、日本酒がすすみます。
秋口に貰って以来、ずっと飾り物になっていた友人作のかぼちゃをスープにしました。少し肌寒いような日々が続くと、スープがおいしい季節になります。マンマ風カボチャのスープはいたって簡単、クリームもバターもブイヨンも使いません。かぼちゃのピュレにオリーブオイルをたらしたというくらいのシンプルさですが、野菜の甘味が存分に感じられます。ロメインレタスとマッシュルームのサラダは、ヨーグルトの酸味をきかせたドレッシングとチーズで、ちょっとシーザーズサラダのようにアレンジ。盛りつけ次第で、いつものサラダも立派なご馳走風の前菜になります。ラムチョップは肉タタキ(Batticarne)でよくのばし、クミンとカレー粉でちょっぴりスパイシーにしました。久しぶりのフォルマッジオ(モンタジオ)がおいしい。
我が家の食卓は約8割方がイタリアンですが、パスタは食べたり食べなかったり。イタリアではパスタやスープにあたるプリモ(第一の皿)のことを、お腹にたまる食べ物という感じでミネストラともいいます。たとえばヴェネツィアのマンマなどは食事の前に「今日のミネストラは何がいい?」と聞いてきます。今は亡きパパ・ヴィットリオの答えはいつも決まって「センプレ(いつだって)スパゲッティ!」でした。
私も一番好きなのはスパゲッティ、しかもトマトソースで。トマトソースは缶詰ではなく生のトマトで作りますが、完熟トマトが手に入りにくい時の定番は、プチトマトを使ったソースです。実はイタリアではむしろこちらのプチトマト(イタリアではさくらんぼという名前、チリエージャと呼ばれています)のほうが季節限定で稀少なものなので、ちょっとした贅沢品とされています。トマトソースのスパゲッティはパパならずともいつだっておいしい。毎日食べても飽きることのない幸せな味です。
こちらは我が家で登場するのは非常に珍しい「カルボナーラ」。もちろん嫌いというわけでもないのですが、献立として組み込むのが難しいからかもしれません。なので、ランチとして単品で食べることが多い。イサオ君作のパンチェッタ、それにプロシュットの切れ端を使いました。ちなみにイタリアのカルボナーラは(絶対に)クリームを使いません。卵とパルミジャーノ、そして胡椒をたっぷり、です。
実は最もスピードメニューなのが、ビーフステーキ。今日はゆっくり料理できないな、と思ったら、例によって特売日にゲットしておいたステーキ用の肉を冷凍庫から出しておきます。さっぱりした赤身肉にはゴルゴンゾーラのソースで。つけあわせは茹でたほうれん草。その他サラダバーみたいに野菜をいっぱい。前菜はいつものマッシュルームの薄切りサラダでした。このメニュー、イタリアンというよりはフレンチビストロ風ですか。
さて、数少ない和食の回。この日は材料探しにつきあってもらったスタイリストの友人Kさんも一緒に。帰りがけにデパ地下に寄って速攻で買い物をし、その他買い置きの野菜たちを組み合わせてできましたものは、れんこんのピリ辛炒め、砂肝と椎茸の山椒風味、鶏の親子煮風、柴崎納豆。それからつまみとしては谷中生姜にエシャロットなど、味噌をつけて。イサオ君の好物の茹でた落花生も。たまにはこういう居酒屋風の献立もいいですね。ビール、日本酒がすすみます。
by tencovenexiana
| 2011-10-11 01:10
| cucina